平成24年1月から6月までの税関における知的財産侵害物品の差止状況 (速報)

平成24年9月4日 財務省

http://www.mof.go.jp/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/20120904.htm

◆知的財産侵害物品
~半年で輸入差止件数が1万件を超える~

 平成24年1~6月までの全国の税関における偽ブランド品等の知的財産侵害物品の輸入差止件数は13,978件となり、引き続き高水準でした。
 1日平均で、77件、4,000点以上の輸入を差し止めていることになります。

税関における知的財産侵害物品の差止め(参考)[PDF:72kb]
http://www.mof.go.jp/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/cy2012/ka240904d.pdf

知的財産侵害物品は、権利者が本来得るべき利益を奪い、経済秩序
を歪めることにより社会経済の活力を損なうものです。また、国民
の安心・安全を脅かすおそれもあります。更には、販売収益が犯罪
組織の資金源になっているとも言われています。
知的財産侵害物品については、関税法により、輸入及び輸出しては
ならない物品として規定されており、税関では、その水際取締りを
強化しています。

税関で差し止めている知的財産侵害物品とは

特許権(発明)、
実用新案権(考案)、
意匠権(形状等のデザイン)、
商標権(ブランドのロゴマーク等)、
著作権・著作隣接権(映画、音楽等)、
育成者権(植物品種)、
回路配置利用権(回路素子と導線のレイアウト)を侵害する物品及び不正競争防止法違反物品(形態模倣品等)です。

私たちにできることは何でしょうか?