公益法人仕分け、まず300に 行刷相方針

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100302ATFS0102B01032010.html

 枝野幸男行政刷新相は1日、予算の無駄使いを公開で洗い出す「事業仕分け」の第2弾を巡り、対象となる公益法人をまず300法人程度に絞る方向で調整に入った。「国から天下りを受け入れている」など行刷相が示した7つの基準を組み合わせて選ぶ。その後は各法人に関するヒアリングを踏まえ、もう一段絞り込む。建設弘済会、民間都市開発推進機構、自治体国際化協会などが対象になる見込みだ。

 事業仕分け第2弾は4~5月に実施し、国所管の公益法人と独立行政法人の事業を対象とする。国所管の公益法人は約6600あるが、時間的な制約からすべてを仕分けの対象にはできない。行刷相は1日、蓮舫参院議員ら「仕分け人」を務めた議員と選定を巡って協議した。 (07:00)

参考
公益財団法人公益法人協会 -Webサイト
http://www.kohokyo.or.jp/

公益法人白書(総務省)
平成20年度公益法人に関する年次報告(PDF)
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/hakusyo/koueki/2008_honbun.html