認知症高齢者のカード盗み、現金引き出す 介護士の女を再逮捕
2009.5.18 19:41

介護していた認知症の高齢者のキャッシュカードを盗み、約910万円を引き出したとして、警視庁西新井署は18日、窃盗の疑いで、東京都足立区西新井、介護士、佐々木俊江被告(47)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。同署によると、佐々木容疑者は容疑を認め、「(盗んだ金を)パチンコや旅行に使った」と供述している。

 同署の調べによると、佐々木容疑者は平成17年6月中旬ごろ、介護していた足立区の男性(94)方から男性のキャッシュカードを盗み、このカードを使って同年7月から18年6月まで20回にわたり、都内や埼玉県越谷市、草加市の現金自動預払機(ATM)から、計約910万円を引き出した疑いが持たれている。

 同署によると、男性は1人暮らしで認知症だった。男性が以前、佐々木容疑者に「銭をおろしてきてほしい」と頼んでキャッシュカードを渡し、暗証番号を伝えたことがあったため、佐々木容疑者は暗証番号を把握していた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090518/crm0905181941016-n1.htm

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090519ddlk13040348000c.html